Q,どうやってブランドを始めたの?
ジュエリーを作り始めたのは2014年。
大学で彫刻の勉強をして、それで型の作り方を学んだわ。
昔から自分の手で何かを作りたい人だったから、その時は何か自分の作りたいものを見つけては家に帰って自分で作っていたの。
ある日オンラインでイヤリングを見つけて、自分も作ってみたいって思ったのが始まり。
まずは家で、型の作りから始めたんだけど、その時は本当に下手で、きっとあなたの想像をはるかに超える下手さだったと思う。
大学の授業で、Mmento mori (ラテン語で「死を想え」「自分が(いつか)必ず死ぬことを忘れるな」といった意味) をコンセプトにジュエリーを作っていたんだけど、授業では髪の毛や犬の骨とか、そう言った変な物を使って使って作っていて、家では自分のために花を使って美しいジュエリーを作ってたの、笑
Q, どうやって売り始めたの?
始まりは、友達がまず私のジュエリーを欲しいって言ってくれて、その友達も欲しいって言って、またその友達も欲しいって言い出したから、これはちゃんと売らないと一生お金にならない!って思ったから、Etsyと言うサイトを使って自分のジュエリー売り出したの。
でもEtsyだけじゃオーダーが耐えられなくなって、自分のウェブサイトを持つことになったのが始まりね。
それで、大学を卒業した時にジュエリー作りを仕事にできるかもと思って、去年からこうやってジュエリー作りを職業として生きているの。
大学で勉強していた時は現代アーティストになろうって決めてたのに、今ではジュエリー作りが職業だからちょっと不思議。
Q どうやって自分のアクセサリーを宣伝しているの?
ほとんどのオーダーがInstagramね。
その頃、周りの人はソーシャルメディアだけにフォーカスするなんておかしいと思ってたみたいだけど、もしショップだけで売っていたならメルボルンにいる人だけが商品を見れるわけじゃない。
けど、もしソーシャルメディアに自分の商品を紹介したら、世界中の人が商品を見てくれて、オーダーしてくれる、それって本当に素晴らしいことだと思うわ。
今までで一番面白かったのは、アブダビからのオーダーね。
私自身、海外は日本にしか行ったことがないから、私のアクセサリーが世界中にあると思うと不思議な感じ。
Q, 自分で自分を雇っているわけだけど、どのくらい働いているの?
今はね、家で自分の時間を楽しむよりも仕事が本当に楽しいの。
まだあんまり考えたことはないんだよね、だって本当に仕事が楽しくて仕方ないから!
働きすぎてスイッチを切るのが難しい時もあるけど、それって幸せな悩みだとも思っているの。
ジュエリーのワークショップを日曜に行っているから、平日に休みを取らなきゃいけないんだけど、、、
24時間働いているような気がしているけど、友達とコラボレーションしている時なんかは、働いていると言う気はしていないかな。
Q, Mamoru Jwely のMamoruってどこから来たの?
私が小さい時にセーラームーンが流行っていて、初恋はタキシード仮面だったんだけど、彼の名前が千葉マモルでしょ。
それから、マモルっていう言葉が何かを守るっていう意味だって知ったの。
私のアクセサリーは花とか生きているものを使う事が多いんだけど、それも花を守ったり、思い出を守ったり、そういう願いもあるからかな。
それに、これは少しだけなんだけど、私の友達が私の事をママ・ロー(ママ・ロージー)って呼ぶんだけどそれもマモルに少し似ているでしょ。
そうやってMAMORUっていう名前にいろんな事がリンクしているから、すぐに決ピンときたわ。
日本がものすごく好きだっていうのも重要な理由ね。
Q, 日本にのどこに行った事ある?
初めて日本に行ったのは6週間で、東京と京都のみ。
初めての海外旅行だったから、とっても怖かったの。
二回目は広島、大阪、直島、他の都市も行ったんだけど、実は4月19日からまた日本へ旅行へ行くつもり!
Q, 何でそんなに日本が好きなの?
環境かな。
すごく落ち着いているんだけど、とっても面白い雰囲気だし。
日本にいると、全てが安全で、ウェルカムな感じだし、それにとても優しいしそういう印象があるわ。
それに景色。大きな街から、山までとても美しいし!
オーストラリアと比べても本当にどこにでも人が多いし、する事が沢山あるしね。
Q, アーティストにとってメルボルンってどういう町?
メルボルンのあるヴィクトリア州ってすごくクリエイティブに力を入れていると思うわ。
ギャラリーや、常に沢山の文化的なイベントもあるし。
きっと私はこの環境に甘えているのかもしれないけど、アーティストに対するサポートや、スタジオスペースも見つけやすいし、いつも、誰にでもクリエイティブになる機会があるそんな場所だと思う。
Q, スモールビジネスについてどう思う?
ファストファッションの時代だからこそ、今って沢山の人が、自分が買う物を誰が作っていて、自分のお金を誰に払っているか知りたいんだと思う。
自分がサポートしているのが、誰かの小さなビジネスなのか、ものすごく環境の悪い大きな会社で、顔も見えない誰かの作っている物なのか。
Q, 好きな事を仕事にするってどういう事?
私には物作りしかないと思うし、きっと仕事も見つけられなかったし、他に何もなかったの。
ちょっと臭いかもしれないけど、きっと私は物作りをするために生まれたって思っているの。
ジュエリー作り以外をしている自分の幸せな姿が想像できないから。
mamorujewellery.com/
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