今回メルボルンでもいわゆる有名店として知られるMarket Lane Coffeeのパブリックカッピングに参加。
こちらのカッピングは毎週金曜日の1:00〜1:45pmに開催されていて、誰でも参加可能です。ただ参加人数に限りがあるので開始の15〜30分前にはお店に行き、事前に参加の旨を伝える必要があります。
店内の奥に小部屋があり、いよいよスタート!
そもそもカッピングとは何かというと、ワインのテイスティングのようにコーヒーの風味や味を総合的に評価、判断するもの。
お部屋に入るとお豆たちが5種類テーブルに配置されていました。
まずは参加者の自己紹介!といっても一言程度の簡単なものだったので一安心‥
今回のメンバーはメルボルンで働いている日本人バリスタ、韓国人バリスタ、日本で働く観光で訪れていた日本人バリスタ、韓国人シェフ。自己紹介の後はAromaやTasteを記入するシートが渡されます。
カッピングの行程とともにお話しすると…
①ドライグラインドされたお豆(挽いたお豆)の香りをチェック。
ここでどんな香り(Aroma)の豆なのかを判断。挽いたお豆の香りがたまらなくいい香り‥
カッピング初心者の私は、5種類のお豆の特徴を必死に何度も確かめますが嗅げば嗅ぐほどわからなくなる‥
でもなんとか感じとったことをシートに記入。
②クラスト。
グラインドされた先ほどのお豆にお湯をそそぎ、その際の香りをチェック。湯を注いでから約1分後が目安。
③ブレイク
お湯をそそいでから約4分後、表面に浮き上がる粉末をスプーンで撹拌し、その時たちあがる香りをチェック。
④テイスティング
いよいよこの段階でコーヒーの味をチェック。とは言っても普通に飲むのではなく、コーヒーの上澄みをスプーンですくい、ラーメンをすするようにコーヒーをすすります!!そうすることで霧状になったコーヒーが口に広がり、鼻に抜けていくことでより香味を感じることができます。
コーヒーの主なテイストの特徴は苦みと酸味だと思いますが、ひとことに酸味といってもレモンやグレープフルーツ、フルーティーといってもベリーやアプリコットだったりと様々なフレーバーで表現することができます。
そしてアロマやテイストを表現するのに参考になるのがこのフレーバーホイールと呼ばれるフレーバー分類表。
この表を見ながら感じた香りや味が一体なんなのかを探る作業…何度も何度もすすりますが、やはり感じたものを言葉で表現、しかも英語で!することは初心者の私にはとても難しかった…
⑤ディスカッション
Market Lane Coffeeのカッピングでは最後にひとつひとつのコーヒーについてどんな事を感じ取ったのかを1人ずつは発表していきます。ここがとても勉強になるポイント。そして最後にカッピングした豆がどこの物だったのかを教えてくれます。私はここでパッケージを見て産地、実際にはどんなフレーバーのものだったのかを答え合わせをする感覚で確認。
全てを終えて感じたこと。
やはりコーヒーは奥深い!!
でも一番は美味しいと思えること!
難しいなと思うこともあったカッピングですが、いろんなコーヒーの香りや味の違いを感じるというこの作業は単純に面白い。
バリスタでなくても参加できるので新たなコーヒーとの出会いや、新しい味を発見してみたい方はぜひ参加してみてくださいね。
Prahran Market店
South Yarra 3141, Victoria Australia
OPEN
Mon: 7am – 4pm
Tue: 7am – 5pm
Wed: 7am – 4pm
Thu – Sat: 7am – 5pm
Sun: 8am – 5pm
Public Cupping
Fri: 1 – 1:45pm
TOMOKA
1987年生まれ。北海道出身。高校卒業後ファッションを学ぶ為上京。その後アパレル企業、ベンチャー企業、IT企業と幅広い環境で経験を積む。しかし企業に務める事へ違和感を感じ起業を考えるが、まずは価値観を広げる為に海外生活を決意。セブでの語学留学を経てメルボルンへ。現在は憧れのバリスタとしてローカルカフェで働きながらコーヒーは勿論、カフェ文化について学び中。 Instagram
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